水道屋コラム 水道水について その④
ここまでは、日本の水道水がいかに安心且つ安全か、という点についてお話して来ましたが、水道水を語る上でもう一つ重要なポイントとして、常に十分な量の水が供給されるという点についてお話していきます。
十分な水量には必要な水圧が必要になってきます。
下限は1.5Kgf/c㎡(0.15MPa)
理想的な水圧は2.0~4.0Kgf/c㎡(0.2~0.39MPa)です
平野部にある町の場合、理想に近い水圧を保つ事ができますが
山間地にある町の場合、上下限一杯の水圧になります(土地の標高が低い所は水圧が高くなります)
※上限は管の耐圧となってますが一般的に塩ビ管に合せ7.5Kgf/c㎡ (0.74MPa)です
※道路に埋設されている配水管の水圧です
家庭の蛇口での水圧は上の値から1.0Kgf/c㎡(0.1MPa)ほど減少します