水道屋コラム　トイレのつまり　その４　　解消方法について

解消方法についての続きです。

① ラバーカップ
〈メリット〉ホームセンター等で比較的安価で購入でき、お客様で作業が出来る。一つ用意しておけばすぐに対処できる。紙の使い過ぎ程度であれば容易に解消出来る。
〈デメリット〉便器に合う、合わないがある。コツがありなかなか難しい。頑固なつまりには効かない。水が床に飛び散る等。物落ちの場合物が便器内に物が残り再発する。原因が不明の為再発可能性が残る。
② ローポンプ、③ハイスパット
〈メリット〉ラバーカップより圧力が強くやや頑固なつまりにも対処可能。ローポンプは押すだけではなく引いたり出来、場合によってはつまりを引き出せる事もある。作業料金としては比較的安価ですむ。
〈デミリット〉①同様、物落ちの場合は物自体が便器内に残ってしまい再発してしまったり、原因が不明の為同じ使い方をすればまた再発する場合がある。
④　便器の脱着
　　〈メリット〉実確実につまりを解消できる。根本原因（物やPシール等）を解消出来る。つまりの状態を確認できまた原因を特定出来る為、今後使用する際の再発防止策を講じられる。便器をばらす事によってばらさなければ見られない箇所を診断でき未然に水漏れを防ぐことが出来る。排水部分を実際に見て頂けるので、一度に流せるであろう紙や便の量を想定出来る。
　　〈デメリット〉他の方法に比べ作業量が多く、また知識・技術・専門的工具が必要で、作業時間がかかったり比較的高額になる。

この様にそれぞれメリット・デメリットがありますので、訪問の際はまずはしっかり点検し、分かり易くご説明して、ご納得頂いた上で対処方法をお客様と決めさせて頂きます。

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