富士市 W様 給水管折れ

富士市五貫島 W様 給水管折れ補修作業

本日お電話を頂きましたのは、富士市五貫島にお住いのお客様です。

トイレの止水栓を交換しようとしたら配管を折ってしまいどうしようもないので来てほしいという事でした。

メーターで止水したまま水が使えないということもあり急いで訪問しました。

お話をお伺いしてみると、トイレの止水栓が水漏れを起こしているので、止水栓を交換しようとホームセンターに行き、止水栓を購入、いざ交換しようと古い止水栓を取り外そうとしたら壁内の配管内でニップルのネジ部分が折れて残ってしまった。取り除こうとしてもどうしようもなく呼んで頂いた様です。

この様なご自身で作業をしようとしてニップルを折ってしまうというケースは結構あります。ニップルは先に行くほどテーパーと言って細く、肉厚も薄くなっている為、取り付けた際余りねじ込み過ぎると20年、30年経つと脆くなっていることが多々あります。

われわれ水道屋は、このニップルの怖さを知っているので取り扱いには結構慎重になります。

ご存じないとかなりゾンザイに扱ってしまったり、トイレの止水栓はその取り付け場所がタンクと壁の狭いスペースの場合多く作業がしにくい為、斜めにトルクをかけてしまい折ってしまいう事があります。

こうなってしまった場合、ネジ残りが少なく、また壁内の配管のネジ山が見えるような場合、そのまま無視して新しいニップルごとねじ込んでやるという方法もありますが、ここは正攻法でネジ山を取り除く事にしました。

まず潤滑スプレーを塗布し回し易くしておき、次いでタガネを残ったネジ部分に打ち込みます。壁内の配管を気付付けないよう、またタガネがしっかり残ったネジに食い込むよう慎重に打ち込んでいく必要があります。

ここは経験と技が生きます!

しっかり食い込んだらタガネとパイレンやレンチで反時計方向にゆっくり回していくと、無事残ったネジ山が回転しながら出てきました。

もうこりごりという事で、新しい止水栓も取り付けてほしいとのことで、止水栓の取り付けもご依頼頂きました。

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