水道屋コラム 配管について その1

一般的な家屋における配管は、給水管と排水管に分けられます。一般的な家屋における配管は、給水管と排水管に分けられます。

一般的な家屋における配管は、給水管と排水管に分けられます。

まず給水管について見ていきましょう。
給水管・給湯管は時代と共に材質が変化してきました。

~鉛管~
 
文字通り鉛で出来ており、水道が普及し始めてから広く使用されていましたが、今では使われることはほぼ無いと言えるでしょう。
腐食しやすく水漏れを起こし易かったり、一番の理由が、鉛が水に溶け出してしまい健康面への影響が危惧されるからです。

~鉄管:塩化ビニルライニング炭素鋼管~

いわゆる鉄管という鉄:炭素鋼で出来た塩化ビニルライニング炭素鋼鋼管が主に使われていた時期がありました。
内部を塩化ビニルでコーティングされ、鉄の部分には水が付かない構造になっています。
継手と呼ばれる端にネジがきってあるもので繋ぐ工法です。
鉄で出来ている為非常に丈夫というので広く一般的に使われてきましたが、やはりネジが切ってある部分は錆びで脆くなり易く、また旋盤という専用の機械を使ってネジを切らなければならない為、非常に手間がかかります。鉄管自体も重く作業性が悪いという点もありました。
30年程以上前の住居のほとんどが鉄管でしたので、時間の経過とともに漏水が起こり、漏水調査の依頼も結構あります。

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