水道屋コラム 水道水のお話 その②
検査頻度
浄水場のよって頻度はことなりますが、多くの浄水場では、毎日行う検査は、色度、濁度、残留塩素の14項目ほどです。
51項目の水質基準項目は、月1回。その他の42項目のトリハロメタン・フェノール類などの項目は年4回実施されています。
水質管理目標設定項目については水質基準に準ずる項目とされ、特に水質検査の義務付けはありませんが、年2回検査が実施されています。
クリプトスポリジウムは年2回、ダイオキシン類は2年に1回各浄水池で検査が実施されています。
そのほか、浄水・配水施設でも監視魚という金魚によるテストが実施されています。
水源、浄水地、水道施設などで異常があった時には臨時に水質検査が実施されています。
毎日、100項目もの物質のチェックをすることは、経済的にも、物理的にも不可能なので監視魚が水の見張り番として活躍しています。